登録販売者 試験勉強

登録販売者試験#72 痛みに関する漢方

yamadap1984@
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鎮痛に用いられる漢方処方は、体力・冷え・発汗の有無・痛みの性質 などにより使い分けられます。

1.芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

効能効果

体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛(ツムラ芍薬甘草湯)

「足がつる」という経験は誰もが1度は経験してるのではないでしょうか?

“筋肉がキューっとなって痛む”この特徴があれば、コレの出番!

■ 適する症状

  • 体力にかかわらず使用でき
  • 筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのある人の
    《むくみがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛》

■ 使用時の注意点

  • 症状があるときのみの服用にとどめ、連用は避ける
  • 《まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、うっ血性心不全、頻脈》を生じる
  • 心臓病の診断を受けた人は使用を避ける(Kカリウムに関係しているため、心臓の動きに影響する)

【過去記事】芍薬甘草湯


2.桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)

効能効果

体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの次の諸症:関節痛、神経痛(ツムラ桂枝加朮附湯)

■ 適する症状

  • 桂枝加朮附湯
    体力虚弱で、汗が出やすく、手足が冷えて こわばり、さらに尿量が少ない人の
    関節痛・神経痛
  • 桂枝加苓附湯(けいしかりょうぶとう)
    体力中等度で、関節がこわばる・手足の冷え こわばり、尿量が少なく
    ときに関節痛・神経痛

■ 使用時の注意点

  • 動悸、のぼせ、ほてりなどの副作用が現れやすい
  • 構成生薬に カンゾウ を含む生薬として カンゾウ を含む

3.麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

効能効果

体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)(クラシエ麻杏薏甘湯)

“関節が腫れて痛む”“筋肉痛だけど少し腫れている”…

そんな 痛み+腫れ がキーワードのときに選ばれやすい処方です。

■ 適する症状

  • 体力中等度
  • 関節や筋肉の腫れ・痛みのある人
    (関節痛・筋肉痛・神経痛・いぼ・湿疹・皮膚炎)

■ 使用時の注意点

  • 悪心・嘔吐、胃部不快感などの副作用が現れやすい
  • 《体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人》 には不向き
  • 構成生薬として カンゾウ、マオウ を含む

4. 薏苡仁湯(よくいにんとう)

効能効果

体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの次の諸症:関節痛、筋肉痛、神経痛(クラシエ薏苡仁湯)

“関節が腫れて重だるい”“雨の日に痛みが出る”…

水分の滞りが関係する慢性的な関節痛 に用いられる処方です。

■ 適する症状

  • 体力中等度
  • 関節や筋肉の腫れ・痛み
  • 慢性経過の関節痛・神経痛・筋肉痛

■ 使用時の注意点

  • 胃部不快感、食欲不振などの消化器症状が出ることがある
  • 《胃腸の弱い人には不向き》
  • 構成生薬として カンゾウ を含む

【参考文献】

正確性を追求すると、登録販売者試験の内容のみで絞ると書きにくく、1つ1つの投稿が滞り勝ちですが、今後この知識を基礎に肉付けしていけたらと思います。仏頂面の面白くない記事が続きますが、我慢どころです。

初投稿:2025年12月7日

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