登録販売者 試験勉強

登録販売者試験 #45 皮膚薬③

yamadap1984@
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角質化に伴って起こる症状


• うおのめ(魚眼):皮膚が繰り返し刺激を受けて、角質が厚く芯のようなものができて痛みを感じる。トゲの様になった芯部が真皮に刺さり体重がかかった際に痛む。(鶏眼ともいう)
• たこ(胼胝:べんち):刺激で角質が厚くなるが、通常は痛みを伴わない。
• いぼ(疣贅):皮膚が隆起した小型の腫瘍。老人性とウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)性がある。ウイルス性の場合、皮膚の表皮細胞に感染して起こる。小型のものは自然に1〜2年で消えることもある。


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角質軟化薬

角質を柔らかくする目的で使われる成分。医薬部外品(濃度制限あり:ウオノメ、タコ)から医薬品まである。

• サリチル酸

• 角質を溶解・軟化させる。
• 殺菌・抗真菌・抗炎症作用もある。(低濃度でニキビ薬に使用もされている)
• 用量や濃度によっては刺激が強く、医師が処方する場合もある。

• イオウ

• ケラチン(角質の成分)を変質させて角質を軟化する。
• 抗菌・抗真菌作用もある。(低濃度でニキビ薬に使用もされている)

保湿成分

• グリセリン、尿素、オリーブ油
• ヘパリン類似物質

• 皮膚の乾燥を防ぎ、角質層を柔らかく保つ目的で配合。
• 水分保持を助け、角質の柔軟化を促す。



ポイント
• うおのめ・たこ → 角質の肥厚
• いぼ → ウイルス性
• 治療の基本は「角質を柔らかくする」「乾燥を防ぐ」こと
• いぼは自然治癒することも多いが、広範囲や悪化した場合は医療機関の受診が必要

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外用薬の主な配合成分(抗菌成分)

1. 主な細菌性皮膚疾患

  • にきび(尋常性ざ瘡)、吹き出物
     最も一般的にみられる化膿性皮膚疾患。皮脂腺の毛の中で アクネ菌 が増殖 → 毛穴に膿をもつ吹き出物を生じる。
  • とびひ(伝染性膿痂疹)
     虫さされやあせも、掻き傷から細菌(黄色ブドウ球菌 など)が侵入し、水疱やかさぶたを形成。分泌液が付着するとほかの部位に広がる。小児に多い。
  • 面疔
     黄色ブドウ球菌などの化膿性菌が原因。毛の根元にできる化膿性疾患。

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2. 主な抗菌成分

サルファ剤(スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフィソミジンなど)

 → 細菌のDNA合成を阻害して抗菌作用。
 → 適応:にきび、浅い火傷、軽度の皮膚感染。
 ⚠ 使用注意:湿潤・ただれのひどい患部には使用を避ける。

フラジオマイシン硫酸塩、クロラムフェニコール

→ 細菌のタンパク合成を阻害して抗菌作用。
→ 適応:皮膚の化膿症、とびひ、にきび。

バシトラシン

→ 細菌の細胞壁合成を阻害して抗菌作用。
→ 適応:とびひ、にきびなど。


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3. 受診勧奨

  • 広範囲の患部や、症状が悪化している場合は医療機関の受診を促す。(ただれやぐちゅぐちゅしている)
  • 化膿症状が進んでいる、発赤・腫脹・熱感が強い場合には抗菌薬外用だけでは不十分。漫然と使用していると少し良くなった気がしても薬に負けない耐性菌を生むきっかけになってしまったりする。
  • 皮膚疾患が長引き、5〜6日経過しても改善がみられない場合も受診を勧める。

👉 要点として、

  • にきび・とびひ・面疔などの細菌性皮膚疾患に サルファ剤や抗菌性抗生物質 が配合される。
  • ただれや湿潤部位には使用できないケースがある。
  • 広範囲・悪化時は必ず受診勧奨 が必要。

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