登録販売者試験 #39 滋養強壮剤②
yamadap1984@
実践×東洋医学ラボ
• うおのめ(魚眼):皮膚が繰り返し刺激を受けて、角質が厚く芯のようなものができて痛みを感じる。トゲの様になった芯部が真皮に刺さり体重がかかった際に痛む。(鶏眼ともいう)
• たこ(胼胝:べんち):刺激で角質が厚くなるが、通常は痛みを伴わない。
• いぼ(疣贅):皮膚が隆起した小型の腫瘍。老人性とウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)性がある。ウイルス性の場合、皮膚の表皮細胞に感染して起こる。小型のものは自然に1〜2年で消えることもある。

角質軟化薬
角質を柔らかくする目的で使われる成分。医薬部外品(濃度制限あり:ウオノメ、タコ)から医薬品まである。
• 角質を溶解・軟化させる。
• 殺菌・抗真菌・抗炎症作用もある。(低濃度でニキビ薬に使用もされている)
• 用量や濃度によっては刺激が強く、医師が処方する場合もある。

• ケラチン(角質の成分)を変質させて角質を軟化する。
• 抗菌・抗真菌作用もある。(低濃度でニキビ薬に使用もされている)
保湿成分
• 皮膚の乾燥を防ぎ、角質層を柔らかく保つ目的で配合。
• 水分保持を助け、角質の柔軟化を促す。

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ポイント
• うおのめ・たこ → 角質の肥厚
• いぼ → ウイルス性
• 治療の基本は「角質を柔らかくする」「乾燥を防ぐ」こと
• いぼは自然治癒することも多いが、広範囲や悪化した場合は医療機関の受診が必要
→ 細菌のDNA合成を阻害して抗菌作用。
→ 適応:にきび、浅い火傷、軽度の皮膚感染。
⚠ 使用注意:湿潤・ただれのひどい患部には使用を避ける。

→ 細菌のタンパク合成を阻害して抗菌作用。
→ 適応:皮膚の化膿症、とびひ、にきび。

→ 細菌の細胞壁合成を阻害して抗菌作用。
→ 適応:とびひ、にきびなど。

👉 要点として、