登録販売者 試験勉強

瀉下薬(便秘薬)の種類と注意点|ヒマシ油・センナ・ビサコジルの作用と禁忌

yamadap1984@
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この記事でわかること:

  • 吸着成分(止瀉薬)の種類と働き
  • 木クレオソートの特徴と石炭クレオソートとの違い
  • 小腸刺激性瀉下成分(ヒマシ油)の作用と禁忌
  • 大腸刺激性瀉下成分(センナ・センノシド・ビサコジル等)の注意点
  • 重要なポイント

便秘薬(瀉下薬)にはヒマシ油・センナ・ビサコジルなど複数の種類があり、作用の仕方と使ってはいけない人が異なります。市販の便秘薬を正しく選ぶための基礎知識を整理します。

登録販売者試験の学習内容をベースに整理しましたが、便秘に悩む方や便秘薬の選び方を知りたい方にも、お役立てていただければ幸いです。

吸着成分(止瀉薬にも分類)

成分名 作用・特徴
炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸水素カルシウムなど 腸管内の異常発酵物質を吸着して排出する。
同じ作用を持つ薬効成分 カオリン、薬用炭

生薬成分:木クレオソート

成分名 作用・特徴
木クレオソート 過剰な腸の運動を整え、止瀉作用。

注意点:石炭クレオソート(発がん性の恐れ)は使用できない。薬用には木材由来の木クレオソートを使用。

瀉下薬(便秘改善薬)

1. 小腸刺激性瀉下成分:ヒマシ油

作用・特徴:小腸でリパーゼにより分解され、生成物が小腸を刺激して蠕動を促進し瀉下作用をもたらす。急性胃腸炎・食中毒での胃内容物排除に使用されることもある。

使用時の注意:

  • 激しい腹痛または吐きけ・嘔吐の症状がある人は急性腹症が疑われるため使用しない
  • 妊婦は流産・早産の恐れがあるため使用禁止
  • 授乳中の使用も避ける(乳児に下痢が起こる可能性)
  • 作用が急激なため3歳未満の乳幼児には使用は避ける
  • 脂溶性の中毒の場合は使用しない(増悪させる可能性)

2. 大腸刺激性瀉下成分

成分例:センナ、センノシド、ダイオウ、ビサコジル、ピコスルファートナトリウム、アロエ、ジュウヤク、ケンゴシ

作用・特徴:

  • 分解生成物が大腸を刺激して排便を促す
  • ビサコジルは特に結腸や直腸の粘膜を刺激し、排便を促す

使用時の注意:

  • ダイオウは漢方製剤にも含まれる。瀉下作用が強く、腹痛・腹鳴を伴いやすいため下痢時や下痢を起こしやすい薬との併用注意
  • センナ・ダイオウはセンノシドが含まれる。乳汁中に移行しやすく授乳で乳児に下痢を生じることがある
  • ビサコジル内服薬は胃で分解されると効果が減弱するため、制酸薬や牛乳と同時服用しない(腸溶コーティングが溶けてしまうため)

まとめ|知っておきたいポイント

  • 木クレオソート:止瀉作用。石炭クレオソートは発がん性あり使用禁止
  • ヒマシ油:小腸刺激性。妊婦禁忌(流早産リスク)・3歳未満禁忌・脂溶性中毒に使用禁止
  • センナ・ダイオウ(センノシド):大腸刺激性。乳汁移行あり→授乳中注意
  • ビサコジル:腸溶コーティング製剤。制酸薬・牛乳と同時服用禁止
  • 瀉下薬は急性腹症や激しい腹痛がある場合は使用しない

参考資料

※この動画はNotebookLMで作成した解説動画です。自動生成のため日本語が少し不自然な部分もありますが、学習の理解を助ける参考資料としてご覧ください。

公開日:2025年8月13日
最終更新日:2026年5月1日

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