漢方

桂枝加朮附湯|冷え・水滞・こわばりによる関節痛への適応と構成生薬

yamadap1984@
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この記事でわかること

  • 桂枝加朮附湯の定義と処方構成(7味)
  • 冷え・水滞・こわばりによる痛みへの適応
  • 桂枝湯・白朮・附子それぞれの役割
  • 注意すべき人・副作用
  • 使い分けのポイント

桂枝加朮附湯は、冷えと水滞(むくみ)を伴う関節痛や神経痛に用いられる漢方薬です。寒くなると悪化するタイプの痛みや、雨の日に辛くなる関節の不調に向いた処方です。

登録販売者試験の学習内容をベースに整理しましたが、関節の痛みや冷えによる体の不調に悩む方にも、お役立てていただければ幸いです。

1.定義と処方構成

桂枝加朮附湯は、冷えと水滞(むくみ)を伴う痛みに対応する漢方薬です。
桂枝湯をベースに、白朮と附子を加えた日本独自の加味方です。

処方構成(7味)

  • 桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草(桂枝湯ベース)
  • 白朮(びゃくじゅつ):利水・健脾
  • 附子(ぶし):温裏・散寒
桂枝加朮附湯

2.適応症・効能(添付文書ベース)

効能・効果
体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの次の諸症:関節痛・神経痛

特に「冷え × 痛み × 水の滞り」による痛みを目標とします。

こんな人に向く:

  • 冷えると悪化する関節痛
  • 天気で痛みが変動する
  • 朝のこわばりが強い
  • じっとしていると痛む
  • 足腰が冷え、むくみやすい

3.桂枝・白朮・附子の役割

生薬 役割
桂枝湯ベース こわばりと体表の巡りを調整(営衛の不和を改善)
白朮(びゃくじゅつ) むくみ・関節の重だるさ・水の偏在を除く
附子(ぶし) 冷えによる痛み・こわばりを温めて散らす

4.注意すべき人

  • 熱感を伴う関節炎(赤い・熱い・腫れる)には不向き
  • 高血圧・心疾患・腎疾患(甘草・附子の影響)
  • 妊娠・授乳中は避ける
  • 長期連用を考える人は必ず医療者に相談

動悸・のぼせ・ほてりなどの副作用が現れやすいため、体力虚弱な人に限定して使用する点が重要です。

まとめ|知っておきたいポイント

  • 体力虚弱・汗が出る・手足が冷えてこわばる関節痛・神経痛に使う
  • 桂枝湯ベース + 白朮(水滞除去)附子(冷えを温める)
  • 「冷え × 水滞 × こわばりの痛み」がキーワード
  • 附子を含むため動悸・のぼせに注意。高血圧・心臓病は使用前に確認
  • 構成生薬としてカンゾウを含む → 偽アルドステロン症に注意

参考資料

※この動画はNotebookLMで作成した解説動画です。自動生成のため日本語が少し不自然な部分もありますが、学習の理解を助ける参考資料としてご覧ください。

公開日:2026年2月10日
最終更新日:2026年5月1日

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